おうちクリニック, 日本語ブログ

ここで、待ってます。

今日の患者さん。

帯状疱疹が、痛くて痛くてたまらない。

最初に来られた日が発症して時間が経っていたので、ある程度痛みは出るだろうなとは思っていましたが。

痛みって、ほんとに人間を変えてくれるんですよね。
痛くない時にどんだけ話しても聞いてくれない事を、

痛い時に「原因はこうだよね、こんな生活するとそうなるよね」って説明すると、

うんうんって深く深く頷きながら
本当にその通りだねって理解して下さる。


なので。

今日も、

治療している時に

どんどん体が緩んでいくのを感じながら、

ああ、 

今言わないと

今言わないと、


体が楽になっちゃう!!(笑)



(痛みがある)今じゃないと

この体からののメッセージは、
この方には届かないなぁーと、


ひとり焦る私(笑)





痛みが消えると、
また聞いてくれなくなる。
「わかっちゃいるんだけどねー
どうしてもねー」ってね。




痛い時に考えるのは、
どうやったらこの痛みがなくなるか、
ではなく。



帯状疱疹を恨めしいやつだ!と睨みつけてもしょうがない。


帯状疱疹ができたのには理由があって。
帯状疱疹は「何かをした」その結果。



ストレス溜めたね、
睡眠たりてなかったね、
全部自分で抱えて終わらせようとしていたね。

もっと人に頼ったれば良かったかも





今の痛みはね、もうある意味終わっているの。
今治療を受けているし、
これはもう、時間が経てば治っていく。




でもね、
今の生活じゃまた繰り返すよ。




そんな風に体が出しているサインを、
ちゃんとその方に伝えたい。
受け入れてくれるこのタイミングを、
やすやすと見逃す訳にはいかない!





ちゃんと寝ようね。
自分の体を差し置いて、
全部仕事を完璧にこなそうとしないよ。


「子供たちにもっと母を労わるように教えないと」って?


いやいや違う。
母がもっと子供たちに頼って、彼らの仕事を全部母がやってしまわない。
彼らが彼らのことを自分たちで出来るようにさせないと。
子供たちに手出ししない。
子供たちに失敗させる。
それって見ている方が大変だけどね。手を出した方がむしろ楽。

だから。。「手を出した労力」が
それが積み重なり限界になると、体が悲鳴を上げる



痛みを感じながら、
いっぱいいっぱいだった毎日を、


手放す。


そしたら自分の事を自分で労れるようになる方法を見つける事になる




伝え方、タイミングを間違えないように、
そしてちゃんと伝わるように、
私も毎日修行中です。


本当は痛みが出る前に伝えたい。
おうちクリニックを開催する意味はそこにあります。
今月から、今まで開催した分を復習していこうと思っています。
一緒にやりませんか?




それでもやっぱり、
おうちクリニックもなんだかぴんと来ない?
今はそれでも仕方ない。

このままずっと痛みが出なかったら
それはそれで万々歳!

でも、
痛みが出たら、助けが必要になったら、
体が辛くなったら、
ふと私の事を思い出してもらえると嬉しいな。

そこからやっていこう。


それまで、
ここで、待ってます。


2022年4月4日(月)今日は令和4年だって!
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