1.そやし水を お米、お水、おたいに分ける。
まずは、おたいの処理。
瓶からおたいをを取り出す(布にひっついている米粒を全部瓶の中で洗い流して、しっかり絞ってね)
おたいは布から取り出し、少しの麹と混ぜて(ここ、すぐ忘れてしまう)乳酸菌おたいペーストを作る
(おたいがほぼない?仕方ないです、そのままなくても/量が少なくても大丈夫)
濾したそやし水の処理
中身を一度ざるに上げて、水分だけを瓶に戻す(水分捨てないように!)
そやし水の戻った瓶の中に麹を入れて、水麹にしておく。
そのまま約1時間位置いて、米麹の酵素を水に溶けださせる。
濾したお米の処理(洗わないでね!)
お米は水切りをして蒸す(蒸し器によるが、大体40分位?)
芯がなくなり柔らかくなるまで。
2.本仕込みです
水麹を作っている瓶の中に、
人肌位に冷ました蒸米を入れて、しっかりと混ぜる。
その上のおたいペーストを塗って乳酸菌の蓋をする。
ー仕込み温度は20度を下回らないようにするのが理想。暖かく仕込むと糖化が進みやすい
ー1日1回、混ぜて味見をしてみよう
ー発酵が始まり、ぶくぶくが収まってきた頃に、お好きなタイミングで出来上がりとする。
→絞って冷蔵庫へ
これを酒母とする
このまま飲んで楽しんでも良し。
これを酒母として、段仕込みに進むのもあり。
または、甘酒を足して量を増やすのもあり。
ご飯と麹とお水を足しながら、無限どぶろくを作るのもあり。
どうしてもアルコール発酵が始まらない…時。
こういう事もあります。じゃあ、工夫してみよう!
うまく行かない時は大抵、より理解が深まります。
アルコール発酵しないので、アルコール発酵するように酵母の働きを手伝ってあげます。
1.醪(もろみ)が甘すぎるなと思う場合、お水を足してみる(少しづつ!
2.自然酒(醸造アルコールの入っていないお酒)を入れてみる=酵母添加
3.イースト菌をほんの少しだけいれてみる=酵母添加
それでもだめなら。。。もう一度最初から、作ってみる!
2度目の挑戦で成功することも良くあります。
めげないでまた挑戦してみて!
無事にアルコール発酵が始まるまでお付き合いします。
いつでも相談してね。
2021年5月13日(木)
しおりでした。