Mirin-6.味醂の会オンライン -本編3

こんばんわ!
皆様いかがお過ごしですか??




今日は明後日の仕込みの手順の説明です。

手順はいたって簡単。

1.お水に浸水していたもち米を蒸して、
2.ボウルの中でお酒と、温度を冷やしたもち米を合わせ混ぜ、
3.最後に麹を入れて更に混ぜる。

4.それを瓶に詰めるのみです。

その中で気を付けるところのみをピックしていきましょう

1.もち米を蒸す時
#もち米は、一晩以上は浸水させる。12時間以上。24時間つければ完璧。

#もち米はきちんを水を切り(10分位は置いておく)その後美味しく柔らかくなるまで蒸すこと。
   ーまずは15分位蒸してみて、食べてみましょう。まだ固いなら時間を長くすれば良いのです。
    おいしくなるまで蒸してくださいね。

#蒸し器の中にはさらし布を敷いて、その上にお米を置いて蒸すようにしてください。かに穴をあけるのもあり。
    別リンクをご参照あれ

#お鍋の中のお水が蒸発して空焚きにならないように注意してください。
十分なお水の入るお鍋を使うのが一番ですが、なければ横に沸騰したお湯を用意しておいて、その都度お湯を付け足しましょう。

#沸騰したお水がお鍋の下にあたり、さらし布にくるまれているもち米に当たらないようにしましょう。べちゃ飯にならないように。蒸すということは、硬めに仕上げたいという事です。

2.ボウルの中でお酒と、温度を冷やしたもち米を合わせ混ぜる
#蒸した直後のもち米はかなり熱いので、ある程度冷やしてから次に進みましょう(熱いと酵素が死ぬよ)。とはいえまだ熱いんじゃねー?位でお酒を入れてもらって大丈夫。お酒が蒸しもち米を冷やしてくれ、麹を入れても良い温度になります。

3.最後に麹を入れて更に混ぜる
#お風呂位の温度になったら(約40度)、麹を入れてよくかき混ぜます。
  温度計なんかないよ!40℃わかんないよ!って方、ぬるま湯解りますね。あれで40度は切っています。指突っ込んでお風呂の温度を思い出したとき、指を出さなくてはいけない位熱いと危険ですが、我慢できる位なら、大丈夫でしょう。体感さえあれば温度計をわざわざ買う事もないかと。ちなみに冷たいよりかは始まりは暖かい方が良いです。完全放置で冷たーくなる前に・・・30度以上あると嬉しいかな。

4.瓶の中にもち米+麹+お酒ミックスを入れる
混ぜるのは清潔な、ボウルの中で作業しましょう。よく混ざったら瓶の中に詰める感じね。


#瓶に詰めたらラベルを張りましょう。
今日の日付、Ratioと仕込んだ分量を書いておいてください。長期発酵になるので、後から役に立つはず。何のお酒を使ったかも。美味しくなりますようにとかありがとうなどの言霊を入れても~。 瓶に両手を当てて、感謝の気持ちを込めた美味しいエネルギーを充満させてくださいね。

#蓋はきっちり締めても大丈夫。(あ、もちろん少し緩くても大丈夫よ)見た感じあからさまにアクティブに活動する奴ではないので、そんなに空気に気を使う必要なし。


そして、いつもの言葉を登場させましょう。



‘清潔は第一条件です’


作業前には手を洗います。
全ての道具、容器は石鹸を使わずに水洗い。(無茶苦茶汚い場合は石鹸で洗ってね)
お味噌の時にやるようなウォッカの消毒、必要ないですね。だってそのウォッカ(やウォッカ相当のパーセントのお酒)で仕込むんですから。

色々と思い当たるところが出てくるかもしれません。
そのたびに聞いてくださいね。


仕込までのリンクはこれにて終了です。

これからは、皆さんからのご報告を待つ時間となります。
準備の様子、仕込み後の様子を、各自皆さんのイベントページにてご報告いただくのを待っています。


皆さんどんな感じかトラッキングしておりますので、もし助けが必要であればお声かけてください。なければわたしの方から追いかけます~♪うふふふふふふふ。


さー、用意はできましたか?


しおりでした。