2021年4月8日に、味醂の会Zoomを開催致しました。
その後参加者の方から頂いたコメントがとても嬉しかったので、
こちらにてシェアしますね。
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醤油のときも思ったのですが、添加物が戦時中、
そして戦後の貧困を支えてきたというのが、
今まで発想になかったですが、
すごくしっくりきました。
伝統的な方法や本来の材料を諦めてでも、
醤油や味醂を日本に残したい、
という強い思いで添加物を取り入れ、
続けて来られた方たちもいるのだろうし、
儲かるなら何でもいい、と
いう気持ちで切り替えた人たちも、
赤字になりながりも伝統を守り続けた人たちも、
残念ながらその世界から足を洗わざるを得なかった人たちも、
みんなそれぞれの葛藤や守りたいもの
、信念があったはず。
どの選択肢にも、
正解不正解はないなぁと思います。
みんな本当に苦しかったと思う。
だからこそ、大切なのはやっぱり私たち消費者の選択で、
たくさんの人たちの犠牲と、
血の滲むような努力のおかげで豊かさを取り戻した今の日本だからこそ、
改めて、
私たちがこれから何を残していきたいのか、
どんなものを使っていきたいのか、
それをしっかり意思表示するためにも、
良いものを選び、
購入すること。
きちんと考え、選択して、伝統を守っていくこと。
良いものに対して、きちんと対価をお支払いすることで、
伝統を守る人たちのビジネスを
経済的にサポートしていくことが
本当に大切だと思います。
添加物が入っていても、
それなりに美味しい(むしろその方がおいしく感じるようになってるのが添加物ですものね)し、
何よりめちゃくちゃ安価で手に入るんだから、
その方がいいという人ももちろんいて、
それはそれで一つの選択ですしね。
何でもかんでも全部一番良いものを選んでいたら破産しますし
コロナでまた経済的に本当に試練に立たされている人たちが沢山います。
これからもっと増えます。
でも、コロナのおかげで味噌など、
手作りも流行っているようなので
(まさにこのグループもですよね)
それが何か、
新しいムーブメントになって、
伝統を支える力になっていったらいいなぁと思います。
そしていつの日か、伝統的な製法、材料がまた当たり前になり、
自然と添加物のはいったものが売れなくなり、
良いものを作る人たちが添加物に頼らず経済的に充分やっていけるようになり、
良いものがそこまで高くなく買える=みんなが良いものを買える、
そんな時代がきたらいいですよね…
と、勝手に気持ちが熱くなり、
書き込んでみました
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うううううう、ちゃんと伝わってる。
うれしーねー😭