2020年に仕込んだお醤油を、今回絞ってみました。
今まで何度か絞ってきましたが、
いつもは少しづつ、使う分だけ
しかも微生物の生きた生醤油の状態で少しづつ消費していけばいいじゃないのって思っていたし。
火入れも水を加えるのも、そんなことしたら全部蒸発しちゃわない?って量だったし。
お醤油絞りに関しては、事前に何年かかけて(なかなか実行に移すのに時間かかるよね。。。)他の皆さんの方法をたくさん拝見させていただきながら、
うーん、これならできるかな?
えーこれ私買うのー?
うーん。
と、想像をめぐらせていましたが。
+++++
今回のお醤油絞り。
生醤油もいいけど、やっぱり火入れしてみよう!
と、初めて火入れした醤油は。
やーん。
めっちゃ美味しいー!
生醤油ともまたぜんっぜん違うー!
それから、
うどんにかけたり
納豆に絡ませたり
卵にかけたり
もう、いつもそばに置いて何にでもかけてみるんだけど・・
おいしー♪
あと思ったのが。
一度使ったコーヒーフィルター。
これって結構染み込むんだよね。お醤油が。
お醤油を絞るたび、これを毎回生産して捨ててしまうのはもったいないなー。
と思い、
よし、じゃあもうこれ全部一気に絞っちゃえ!と意を結しました。
(他にでっかいボトルに3本位仕込んでいるお醤油のストックあるし)
この過程がね。
なーんだ。
あんなに事前に想像させてもらったのとは
全然裏腹に、
結構簡単にできるんじゃーん。
というのが率直な感想。
めちゃくちゃ大変だと思っていたもので。
この出来上がる過程。
ふんわりと漂ってくるお醤油の香り、
火を入れるときのお醤油の変化
ぽたん、ぽたんという音の合唱
2箇所で作業してたから、2つの音が重なって
とても可愛い♪
コーヒフィルターに残った、おりの表情
出てきたお醤油のこの色。
どれもこれもなんだか愛おしくて、
この作業がとても楽しかったです。
一つの瓶から、
こんなにいろんな表情のモノが出てくるんだなぁって。
私はケチだから(笑)
例えば一度使ったざるなんかを、少量の水でざっと洗い流し、その水を貯めて
他の器具もざっと洗い流し、
そのうち濃くなってきたその液体を、
昨晩の残りのお鍋にザブンして昨晩は寝てしまいました。
一応その後火にかけたつもりだったんだけど・・沸騰はしてなかったのか?!
朝はちょっと時間なくそのまま家を出たのですが、
帰ってきて蓋を開けると・・・
お鍋の中がぶっくぶくしてて。。。(爆
ぎゃー!なんじゃこりゃぁーって感じ。
「昨日のお鍋の残りでお汁作って飲まなかたの?」って息子達に聞いてみたら、
「うん、開けたんだけど、ぶくぶくして脂も浮いてるし、気持ち悪くてすぐに閉めちゃった」ですって。
ガハハ。
そして、そのまま火を入れることなく夕方まで放置だったので、
発酵はどんどん進み、
私が帰ってくる頃にはぶっくぶくの、味見するとちょっと酸っぱみの出てきているものになっていましたとさ。
でも、ご安心あれ。
しっかり沸騰させて新しくお野菜もうどんも入れると美味しい味に大変身。
もちろん全部完食でした。
その時にもこのお醤油が大活躍ー!
完成したお鍋の具材を各自お椀に取り、味付けはこの醤油のみ。
すでに野菜やお肉の出汁が効いていたから、まあ美味しいこと。
++++
現在、お醤油プロジェクトには40名くらい参加してくださっています。
多分みんな、なんだかこのどろどろした液体は本当にお醤油になるのか?!
って思っているかもしれません(笑)
これから、他の人がしぼり始めたレポートを見て、
自分のお醤油の瓶を見つめ、
きっとある日。
意を決して絞ろう!と行動するんでしょうね。
行動に移すって結構なエネルギー。
これってみんな一緒だからそんな気になれる。
みんなで一緒に作る、大きな醍醐味。
そして、そんなみんなから、
グループページからたくさんの
おいしー
すごいー
たのしー
の声が聞こえてくるのを、楽しみにしています。
(なんだか私の、変な味かも・・というのも同時にお待ちしていますよ。。笑
これも一緒に解決していこう!一人じゃないから怖くないっ!)
そして、これから、
この春からお醤油プロジェクト新規メンバーを募集します。
3月27日にZoomレクチャーも開催します。
醤油麹が送れそうであれば遠方からでもご参加可能です。(カナダ国内か日本!)
是非、みんなで一緒にまた1年間。お醤油を見守っていきませんか?
トロント(トロント市内各所、リッチモンドヒル、オークビル)
バンクーバー
九州
に、現在アドバンスメンバーが存在しています。
お近くの方、各アドバンスメンバーが醤油麹を作ってくれるし、お世話してくれます。
現在、
なんでも手に入れることのできるAmazonでもEbayでも
醤油用の麹を売っているところはありません。
作ってくれる人がいるというだけで、幸せですね。
お醤油は手入れをしなくてはいけないので、みんなで一緒にリマインドしながらお醤油を混ぜていきます。お醤油についての知識も学びながら、1年間一緒に育てていきます。
一度グループに入った方は、翌年からの更新は、お醤油用麹を買ってくだされば、
そのまま引き続きグループページに滞在可能です。
ぜひご一緒しませんか?
お申し込みは、こちらのページより。
https://kojiflower.eeeagency.com/product/syoyu2021/